素敵なご感想をいただいたのでご紹介

最終更新: 2月7日



 泣いて泣いて泣いた令和2年の1月。 悲しくて、不安で泣いた。でも、嬉し泣きのほうが多かったように思える。 1月上旬に、まさかの乳がんの告知を受けた。


 乳がんのことを気にかけながら、仕事の引き継ぎ、残務整理をこなした。 職場の仲間と、SNSで繋がる友人知人たちには乳がんの告知を受けた旨をカミングアウトした。 カミングアウト後に、人知れず「実は乳がんサバイバーだったんだ…」という方から、たくさんの応援をしていただいた。


 女性特有のがんと戦うサバイバーたちは、いままでの人生で出会ったことがないほど優しい人たちだった。 地元から母の住む街に拠点を移し、大学病院で遠隔転移の有無を確認する検査の日々を過ごしていた。


 その最中、友人から現金書留が届いた。 「療養費に充てるのではなく、遊びやお母さんとおいしいものでも食べてきなさい!」と、募っていただいたカンパのお見舞い金だった。 嬉しくて泣いてお礼の電話をした。 ただ、何に使おうか?という余裕はまだなかった。


母が住む街に拠点を移してから、到着した日から何日かは、母の前でワンワン泣いていた。その後は、くだらない話で夜中まで大笑いをしていた日もある。


 母から一瞬だけ真面目な顔で「ねえ、プロのフォトグラファーの手で、おっぱいの写真を残せないかなぁ。考えておいてよ…。」 と、言われた。 手術日まで1週間を切っていた。 私も、大好きな母から受け継いだ身体にメスを入れて、乳房を摘出するのは哀しかった。


 そんな会話があったことをSNSで書いたところ、様々なアイデアが出てきた。 「東京都港区に乳がんの患者さんを対象としたポートレートを撮るところがあるよ。」と、かつて研修を共にした保健師からの情報だった。


 早速、LINEで東京都港区のスタジオに近日中でも予約ができるか尋ねた。 連絡して3日後に予約がとれた。そして、友人たちから届いたカンパのお見舞い金はポートレートに充てることにした。


 ブレストキャンサーポートレート 乳がんや病気の方を対象とした、ポートレート撮影スタジオだった。 フォトグラファーは皆、乳がん経験者で今回、写真を撮ってくださった代表の岸あさこさんも乳がん経験者である。


 撮影時以外も様々な体験談や助言をお訊きすることができた。 ただポートレートを撮るというだけじゃない。


私が重ねてきた年月をフォーカスし 一枚一枚丁寧に納めてくれた。


一期一会な時間だった。


 私は乳房の全摘後、これから抗がん剤の治療が待っている。 地元の海にかかった、どんよりとした雨雲の群れをよくみる。 その雨雲の切れ間から、海に向かいすぅと太陽が差し込む。 岸さんがはじめた ポートレートスタジオは 例えるなら空の「天使の梯子」みたいな お仕事だなと思った。


 乳がんにはなったけれど、 私は天使の梯子に手が届いた気がする。


 今回、残せた写真たちが 「いってらっしゃい」 と私に言ってくれた気がする。 「いってきます。」 このカラダでも大丈夫。 また、深呼吸をしたら 新しい私と出会えるだろう。 素敵なポートレートをありがとうございました。 これからも、たくさんのサバイバーたちに 「天使の梯子」をさしのべてください。



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